■■ 青年の教育

國久は、青年の教育には、とくに力を注ぎました。青年教育の重視は、彼が熊本県警を依願免退職してのち、八代港のすぐそばで民間団体の役員をしているときも、樋島村の村長の時代も、龍ヶ岳村長・龍ヶ岳町長の時代も一貫した姿勢でした。
彼は青年教育として次のようなことに取り組みました。

(1)樋島村の村長に就任する以前の実践になりますが、旧八代港周辺での「竹の澪標(みおつくし)」の設置を、青年たちを指導しながら青年たちと一緒に行いました。
(2)村内子女の教育の場として龍ヶ岳村立家政学院を設立しました。
(3)農業者の「成人大学校」を設立しました。
(4)若い後継者に漁業技術を教えるために漁業青年道場を設立しました。

これらは何れも既存の建物を利・活用した青年教育の機会でしたから、教育インフラのための建設コストは必要ありませんでした。これも森國久の柔軟なアイデアと言えるでしょう。
このように彼は10年間の施政のなかで、地域振興の担い手は地域で生まれ育った人間が地域産業の担い手になることであると考え、青年教育に力を注いだのです。これらの取り組みの各々については項をあらためて紹介します。

・以下、リンク先

■ 家政学院の開設