銅像建立 いよいよ始動

天草ビジターセンターに確定

 森国久顕彰会が、天草ビジターセンターの一角に森国久の銅像を建立する目的で申請していた二つの案件が、今年の2月から3月にかけて相次いで認められました。
 一つは上天草市に申請していた市有地を使用する許可申請で、もう一つは環境省の九州環境事務所に申請していた国立公園の特別地域に銅像を設置することの許可申請です。
 このたびの承認で、銅像建立地がようやく永浦島にある天草ビジターセンターの芝生広場の一角に確定しました。

観光開発の一角に
 同ビジターセンターには二つの建物があります。一つは博物館機能を持つ建物だ。県予算で進められていたリニューアル工事が昨年完了し、国立公園天草を紹介する大型映像装置もすでに稼働しています。
 もう一つは土産物ショップと軽食を提供する休憩室を兼ねてきた施設です。
 この地区は大型の観光開発が計画されている楠浦島に近いこともあり、今後に向けて両施設を含む市有地内では、人と車の流れがスムースになるよう、駐車場の出入り口を開放的にする工事や、周辺の景観整備も課題に上っています。

あたらしい発想で活用を
 市が施設管理を委託する指定管理者が4月から交代することに伴って、この休憩所のリニューアル工事が進められる予定です。島と海の見える芝生広場では野外コンサートが催されるなど、様々なイベントがここで繰り広げられるでしょう。
 このように同ビジターセンターが内も外も一新され、また新しい発想で活用されることによって来訪者が増えることが大いに期待します。

<設置予定位置は、ビジターセンターそばのイベント広場の
 右側、以下の画像を参照下さい>