謹賀新年

森国久像 いよいよ本年秋をめざして

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご厚誼にあずかり誠にありがとうございました。
 森国久顕彰会が天草と全国の離島振興に多大な功績を残した森国久(1912 – 1961年)を顕彰する事業を開始して早や4年経過しようとしています。
 顕彰事業のなかで最も重要な柱となる事業は、生きる知恵と勇気と方法とを現在もなお私たちに示唆する森国久の事績を記念し末永く後世に伝える森国久銅像の建立事業であります。そのため平成30年に「森国久銅像建立委員会」を設立し、建立基金を広く皆様から募る活動を推進してまいりました。呼びかけに応じてくださり、これまで寄付をお寄せくださった多数の方々にあらためて厚くお礼を申し上げます。
 おかげさまで関係各位のご協力により、2号橋と3号橋の間にある天草ビジターセンター前の、見晴らしの良い芝生広場(雲仙天草国立公園内)に建立地点が確定しました。制作予定者の片山博詞先生(日本で最大の美術団体である日展の会員で審査員)の現地視察もすませています。そこで本年はいよいよ秋(10月)を目指し、万全の態勢をもって秋晴れの空の下、除幕式を催したいと念じております。
 とは申せ、新型コロナ禍の影響を受け、建立基金は現時点で十分とは言えません。
ご寄付について、ぜひとも前向きのご検討をお願いする次第であります。

  会長 米満弘之
  他 役員一同

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