第1回シンポジウム開催

シンポジウム 『天草と橋』を開催!

2019年11月23日 上天草市松島総合センター「アロマ」にて森国久顕彰会としては、初めてとなるシンポジウム(テーマ は『天草と橋』)を開きました。
13時30分に開場。基調講演の前に「橋と森国久」と題したスライドを15分間見ていただきました。
14時に総合司会を務める尾上一久(本会理事)の開会宣言。当会の副会長米満弘一郎(医師。社会医療法人寿量会理事長)が米満弘之会長の代理で開会の挨拶を行いシンポジウムがスタートしました。

(1) 基調講演の講師は、当会顧問の﨑元達郎氏(元熊本大学学長、橋梁工学の権威、工学博士)。天草架橋完成までの経緯、完成当時の天草架橋の意義・評価、完成から50年後の今の状況の評価、ならびに今後の展望を柱とする内容をスライドおよび参加者に配布された資料を使い紹介および問題提起されました。

(2)パネルディスカッションではパネリストに、﨑元達郎氏、堀江隆臣氏(上天草市市長)、田島章氏(天草・八代シーライン建設促進民間期成会会長)ならびに千原光明氏(一般社団法人天草四郎観光協会会長)を迎え、当会の副会長の田口宏昭(熊本大学名誉教授)のコーディネートで開始されました。
・天草にとっての橋と道路が果たす役割
・天草-八代シーライン構想等
について、ディスカッションが行われました。
休憩を挟んだ後半では会場の参加者からも活発な意見が出され、パネラーとのディスカッションも行われました。

このシンポジウムを通して天草架橋の実現に奔走した先人たちの功績、天草にとっての橋の重要性をはじめとして交通渋滞緩和、救急医療ライン、災害時の避難路・補給路の確保、観光振興、天草―八代経済・文化交流圏の再興・拡大など、複合的な機能が期待できるシーライン構想実現に向けて議論を深めることができたと感じました。

来年も、森国久を顕彰すると同時にさまざまな広報活動を通して、天草の地域発展に寄与する事業を計画しています。より多くの会員を含め多くの皆様の参加・協力をお願いします。

■ 﨑元達郎氏が基調講演で用いた資料(PDFファイル)は、以下よりダウンロードできます。

・資料 1 – 8ページ  <- ここをクリック

・資料 9 – 16ページ <- ここをクリック

・資料 17 – 24ページ  <- ここをクリック

・資料 25 – 29ページ  <- ここをクリック

 

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